イギリスの政権が保守党から労働党へと渡った1997年。
その年の8月31日に事故死した
ダイアナ妃を巡って揺れ動く
イギリス王室の内実を描いたドラマ。

実はこの月の上旬に
私は家族でパリへ行ってました。
事故現場近くのセーヌ川のほとりを
その数週間前に歩いたこともあって。
ニュース映像がものすごいインパクトをもって
頭に入ってきたことを覚えています。

それにウェストミンスター寺院に
運び込まれるダイアナ妃の棺の映像。

私の頭の中では
その2つの映像は連続したものなんだけど。
実際にはその2つの出来事の間には
1週間という期間があった。
そしてその1週間という期間
イギリス国内がこんなにも揺れていたなんて―


日本には天皇制があるけど
正直私は(君主って何やろう…)と。
必要なもんなんやろか!?
とか思ってました。

でもコレ観てると
イギリス国民が王室に関心を寄せるその気持ち、
なぜだかちょっと分かる気がした。
物語終盤での女王の言葉に
彼女の生き様が刻まれている気がして。。。



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